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インターネットの出会い系サイトで露骨に売春を誘う書き込みをしたなどとして、
県警に摘発される少女が増えている。
児童買春事件では、本来は少女側は被害者だが、
少女側から誘うケースが後を絶たないことから、
県警は性犯罪を助長する書き込みへの警戒を強化している。
出会い系サイト規制法違反(不正誘引)の疑いで書類送検された少女は、
〇四年は一人、〇五、〇六年はゼロと推移してきたが、
〇七年に十三人と急増。今年は九月末に六十九人に達し、
すでに前年比で五倍が摘発された。六十九人のうち高校生が四十二人、中学生が十七人に上る。
県警は従来、少女の好奇心などにつけ込んで性犯罪に及ぶ男性側の摘発に注力してきたが、
昨年ごろから少女の書き込みが性犯罪を誘発している点を重視。
捜査幹部は「売春を誘う書き込みである以上、少女といえども成人同様に厳しい姿勢で臨む」と説明する。
「16歳です。3以上、ゴム付きで募集…」。
県警が今年四月に摘発した少女の書き込みは、三万円以上で売春相手を募る露骨な内容だった。
このほか、ネット上には「JK」(女子高生)、「プチでもOK」(性交なしでも大丈夫)などの”隠語”が飛び交う。
少年捜査課によると、書き込みの理由は「小遣い欲しさ」や「興味本位」など、安易な動機が大半。
だが、今年書類送検された少女の約三割に当たる十八人が、
その後、児童買春などの事件に巻き込まれているという。
未成年者のネット事情に詳しい全国webカウンセリング協議会の安川雅史理事長は
「現状は、プロフと呼ばれるサイトで少女が自身の過激な写真を掲載した自己紹介を発信するところまできている」と指摘。
「ネット上の知識が子供より乏しいからといって大人がしり込みせず、ネット利用のルールづくりをしたり、
利用明細で接続時間の変化をチェックしたりして、子どもの変化に敏感になることが重要」と話している。
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