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自宅の消火器で長男を数回殴ったとして、栃木署は二十六日、殺人未遂の現行犯で大平町新、
無職三島和夫容疑者(61)を逮捕した。
長男の無職秀行さん(36)は頭部打撲で市内の病院に運ばれたが、約二時間後に死亡。
同署は殺人容疑に切り替え動機などを詳しく調べることにしている。
同署の調べによると、三島容疑者は同日午後三時二十分ごろ、自宅一階の台所で秀行さんと
口論になり、近くにあった小型の消火器（重さ約二キロ）で秀行さんの頭部を数回殴った疑い。
三島容疑者の妻が１１９番通報し、駆け付けた同署員が三島容疑者を逮捕した。
三島容疑者は容疑を認めているという。
三島容疑者は妻と秀行さんと、長女の四人暮らし。秀行さんは数年前から定職に就かず、
自宅にひきこもりがちで、三島容疑者と生活上のことで口論が絶えなかったという。
現場は大平町役場から東に約七百メートル離れた住宅街。近くに住む女性は「時々、
家の中から口論するような声が聞こえたが、まさかこんなことになるとは」
とショックを隠せない様子だった。
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2008/10/26(日) 23:07:02
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