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全国の警察本部が指名手配している凶悪事件(殺人、強盗、強姦(ごうかん)、放火)の
容疑者125人のうち、約7割にあたる87人が5年以上検挙されておらず、約2割の24人は
10年以上も消息がつかめていないことが、警察庁の集計で分かった。容疑者が浮上しても
刑事責任が追及できず、時効が近づく。
警察庁によると、07年10月16日現在の指名手配容疑者は1933人。このうち、捜査
重点は579人で、内訳は凶悪事件125人のほか、▽窃盗138人▽知能111人--
などだった。
凶悪事件で、指名手配から10年以上逃走しているのは24人(殺人11人)、5年以上
10年未満は63人(同33人)。殺人容疑で10年以上逃亡している11人は、▽95年3月
の地下鉄サリン事件に関与したとされる元オウム真理教の高橋克也(50)、菊地直子(36)
▽90年11月に沖縄市で警察官2人を射殺したとされる又吉建男(59)の各容疑者ら。
97年8月、神戸市のホテルで5代目山口組若頭と市民1人を殺害したとされる財津晴敏(51)
▽98年1月、群馬県内で一家3人を殺害したとされる小暮洋史(39)の両容疑者らも時効
(04年までの発生事件は15年)が近づいている(共犯者が公判中の高橋、菊地容疑者は刑事
訴訟法上の規定で時効が停止中)。
北村滋・刑事企画課長は「犯人検挙に向け、全力を挙げて捜査しており、1人でも多くの
指名手配容疑者の検挙に努めたい」と話している。
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