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// 年収の3分の1が教育費 低収入ほど家計圧迫
小学生以上の子どもがいる家庭が2008年度に見込む教育費は平均で世帯年収の
34・1%に上り、昨年度より0・5ポイント増加したことが26日、教育ローン利用者を
対象にした日本政策金融公庫の調査で分かった。教育費の割合は収入が低い世帯
ほど上昇し、家計を圧迫している実態が浮かんだ。
授業料や通学費、塾の月謝など教育費(受験や入学費用を除く)の割合は、「200
万円以上、400万円未満」の世帯年収では55・6%を占めた。「400万円以上、
600万円未満」は33・8%、「600万円以上、800万円未満」は27・3%だった。
収入に関係なく、どれだけ教育費に充てているかを割合別にみると「2割以上、3割
未満」と回答した人が最も多く28・9%、「4割以上」も26・2%あった。
約6割の家庭が「教育費以外の支出を削っている」とし、節約している項目(複数回答)
でトップは「旅行・レジャー費」が62・1%で、「外食以外の食費」「衣類」「外食費」
「保護者のこづかい」が40%超だった。
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