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// クロマグロ漁の中止を勧告 大西洋管理機関の外部評価委
大西洋のクロマグロなどを管理する国際機関「大西洋まぐろ類保存国際委員会
(ICCAT)」の外部評価委員会が、ICCATによる資源管理が失敗し、乱獲に
よって個体数が激減しているとして、東部大西洋と地中海のクロマグロ漁中止を
勧告する報告書をまとめたことが26日、明らかになった。
11月にモロッコで開く年次会合に提出される。日本をはじめとする加盟国は改革に
向けた厳しい対応を迫られることになる。
東部大西洋・地中海はクロマグロの最大の漁場で、大半が日本に輸出されており
、漁業が制限されれば漁業者だけでなく、日本の食卓にも大きな影響が出る。
報告書は、加盟国が適切な漁獲データを提出せず、割り当てられた漁獲枠を無視
した漁が続いていることや、一部の魚でそもそも過剰な漁獲枠が設定されている
ことなど問題点を指摘。「資源保護という目的を達成しているとは言えない」と断じた。
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