08/10/30 03:36:01 t7NUAZu/0
「重厚なロシア文学」といえば、これが最高峰だろ。あまりにも感動的・人類的すぎる。
「君のオーデコロンの匂いだ・・・・・・」スターリンはフルシチョフの浅黒い頬骨のところを撫でた。「ぼくは今でもこの匂いを嗅ぐと気が狂いそうになる」
「ベイビー、たとえどんなことでも、おまえをどきどきさせられるんならうれしいよ」フルシチョフはスターリンのシャツのボタンをすっかり外すと、毛無垢じゃらの強い両手で柔らかなシルクシャツを脱がせ、指導者の毛の無い胸に唇を這わせた。
「モナミ、ぼくの君への気持ちは、何物にも喩えがたい」スターリンは目を閉じた。「それは・・・・・・まるで恐怖みたいだ」
「分かるさ、ベイビー」フルシチョフはスターリンの小さな乳首に語りかけ、それから大きな肉感的な唇でそっとそれをくわえた。
スターリンが呻く。(中略)
「坊やはなにが怖いの」
「太いイモムシが・・・・・・」スターリンはすすり泣く。
「太いイモムシはどこにいるの」
「おじちゃんのズボンの中」
「イモムシはなにがしたいの」
「入りたいの」
「どこに」
「子供のお尻に」
ウラジーミル・ソローキン『青脂』 URLリンク(src-h.slav.hokudai.ac.jp)