08/10/26 17:33:14 r4ibVmGv0
>>272
んだからさ、なんでキリスト教のことやイエスのこと知るのに、
わざわざ文学を紹介すんのさ。歴史的なら史学者の本、
宗教的になら神学者の本読んだほうがはるかに確実で近道じゃん。
ドストエフスキーは、キリスト教(ロシア正教)の知識なしに理解できないが、
しかし、キリスト教の概説でも入門本でもない。順序が逆。
なお「西方の人」は論外。福音書を芥川風にアレンジしただけで、
そこらの「聖書物語」とさしてかわらない。(審美的に見ても二流の作品)
これを「お勧め」する前に、なぜ元の福音書が容易に手に入るのに、
そちらを薦めないのか理解不能だ。こちらの方が、2000年読まれ続けた
というごく客観的な事実から見るだけでも、圧倒的な価値があるのに。
>>273
そそ。
>>278
史料に基づく想像。その評価は、実際に読んでから自分で下せばいい。
この本に限っては、非常に説得力があるから。
ミシュレ、ブルクハルト、ホイジンガ etc。
優れた歴史家は、みんなたくましい想像力の持ち主。