08/10/25 15:38:35 O
(>>1のつづき)
さらに高校生が「それは、わたしが政治家になってすることじゃないはずです」、「高速道路なんか、
正味あんなたくさんいらないと思います」と税金に無駄遣いがあると指摘すると、橋下知事は「それは、
あなたがそう判断しているだけで、わたしは必要な道路は必要だと思っている」と反論し、
一歩も引かなかった。
そして、橋下知事は高校生たちに「皆さんが完全に保護されるのは義務教育まで。高校になったら
もう、そこから壁が始まってくる。大学になったらもう定員。社会人になっても定員。先生だって、
定員をくぐり抜けてきているんですよ。それが世の中の仕組み」と社会の厳しさについて語った。
この発言に、高校生から「世の中の仕組みがおかしいんじゃないですか?」と意見が出ると、
橋下知事は「僕はおかしいとは思わない。やっぱり16(歳)からは壁にぶつかって、ぶつかって」
と反論、「そこで倒れた子には?」との質問には、「最後のところを救うのが今の世の中。
生活保護制度がちゃんとある」、「今の世の中は、自己責任がまず原則ですよ。誰も救って
くれない」と語った。
さらに、高校生から「それはおかしいです!」と意見が出ると、橋下知事は「それはじゃあ、
国を変えるか、この自己責任を求められる日本から出るしかない」と反論した。
予定されていた20分を大幅に超え、1時間半にも及んだ。
議論を終えた生徒たちは「悔しいです」、「傷ついている人たちの気持ちなんて、まったくわかって
くれてないという感じで」、「結局、自分が悪いみたいな感じで言っていたので、腹が立ちました」
などと話し、生徒同士で「勉強せなあかん。負けてたらあかんで。悔しいからな、勉強していろんな
こと知らなきゃあかん」と語り合っていた。
橋下知事は「子ども扱いはしません。義務教育終わっているので」、「高校生の皆さんも言いたい
ことは山ほどあるだろうし、ああいう形で政治的な意見を持っているのは立派なんじゃないですかね」
と感想を語った。(以上、一部略)
・知事は一方で「何でもかんでも自己責任はおかしい。だから私学助成はゼロにしていない」と理解を求めた。(抜粋)
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