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東京都荒川区が検討している、動物に餌を与え周辺住民に迷惑をかける行為を罰則付きで
禁止する条例案をめぐり、区内で猫の世話をする住民に対する嫌がらせが相次いでいることが
二十五日、分かった。区内では「愛護動物への餌やり行為は除外を」など条例案の見直しを求める署名活動も始まった。
住民によると、区が条例案を発表した九月十九日の翌日、同区南千住で地域で猫を
世話するグループの三人が、近くの男性から「罰金刑ができたから、写真を撮って警察に通報してやる」と
脅されたり追いかけられたりしたという。
別のお年寄りの女性は十月上旬、同区南千住の公園で猫に餌を与えていたところ、ホームレス風の
男性に水をかけられたという。数日前には、同区町屋の女性が猫に餌をやっていたところ、
小学生数人から「餌をあげてはいけないんだよ」ととがめられたという。
区内で猫を世話するグループの主婦(58)は「区と協力して地域猫の去勢避妊手術や適切な
餌やり、トイレ掃除などに取り組み始めたばかりなのに。条例案が嫌猫派と愛猫派の溝を
深くしている」と肩を落としている。
杉並区では二〇〇五年、同様の条例が検討されたが、「むしろ住民間の対立をあおる」などの
反対意見が相次いだため、条例化を見送った例がある。
荒川区は「嫌がらせが事実とすれば残念なこと。さらに取り組みたい」としている。
*+*+ 東京新聞 2008/10/25[**:**] +*+*
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