08/10/24 20:04:56 Kr6vvMt40 BE:1606649459-2BP(0)
卑劣なChim↑Pom(チンポム)を当初から持ち上げ、ネズミ殺しを誉め続けた評論家、福住廉(ふくずみれん)も許すな!
スーパーラットは嫌われながらも路上でたくましく生きる「同志」なのだ。
ピカチュウのように全身を黄色に脱色され、尻尾を稲妻のかたちに整形されたスーパー
ラットの剥製は、ネズミ(野蛮)にたいするヒト(文明)の勝利の証などではないし、
都市の野性をポップに還元しようとする現代美術特有の「お作法」の産物であるわけ
でもない。Chim↑Pomがやり遂げようとしたのは、スーパー ラットのなかに見出した
おのれの「生」と全身全霊をかけて契りを結ぶことであり、 ピカチュウのような剥製は
その儀式の帰結にほかならない。赤いほっぺのネズミの いとおしさは、いわば「愛」の結晶である。
笑いのなかに環境問題や歴史問題を織り込む手際がすばらしい。東京にChim↑Pomがいて、ほんとうによかった。
URLリンク(www.dnp.co.jp)
福住 廉/東京藝術大学講師
九州大学大学院比較社会文化学府博士課程単位取得退学。