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・次期衆院選をにらみ自民、民主、共産、社民の各党がインターネットの人気サイト
「ニコニコ動画」に党首の名を冠した公式ページを相次ぎ開設、若者世代への浸透を
狙っている。動画にはリアルタイムでコメントを書き込めるだけに誹謗中傷が絶えないが、
政党側は「マイナス面より視聴者が共鳴する意義の方が大きい」(共産党宣伝局)と
PR効果に期待。
「麻生自民党チャンネル」。満面に笑みを浮かべた首相が「麻生太郎です。ニコニコ動画を
ご覧のみなさん、こんにちは」と話し掛ける。顔の上には「お金持ち」「早く解散しろ」「日本を救え」
「戦う総理」といったコメントが流れるが、党関係者は「大多数は好意的」と受け止めている。
開設翌日夜までに再生回数は15万4000回に達し、一時は総合ランキングでもトップに立った。
自民党は「これほどの反響を呼ぶとは想像してなかった」と首相の「オタク人気」に驚きを隠さない。
民主党は「小沢一郎チャンネル」を開設。小沢氏が「みんながいろんな意見を(動画上で)交換
しあうのはいいことじゃないか」と語る動画の再生回数は7万7000回を突破。
「政権取って」といった好意的コメントより「党首討論を逃げるな」「日教組と手を切って」などの
批判が目立つものの、民主党は「関心が集まっており、手応えを感じる」と強気だ。
共産党の「志位和夫チャンネル」。派遣労働者問題を国会で追及する志位委員長の動画は
再生数が約6万2000回。「まともな議員だ」などと共感を示すコメントが非難の声を圧倒し、
「赤旗」は1面トップで「ネット上にCGJ(志位グッドジョブ)の3文字が飛び交っています」とアピール。
社民党の「福島みずほチャンネル」は、日雇い派遣グッドウィルに対する抗議行動の様子を労働歌
「インターナショナル」に乗せて公開。再生数は約2万2000回。苦戦を強いられている。
一方、公明党はニコニコ動画には公式ページを開設せず、コメント機能のない一般動画サイトを
通じた広報に力を入れる。党関係者は「無責任な暴言と『言論の自由』をはき違えた一部の層に、
政治がおもねるのはどうか」と他党の姿勢を疑問視している。(一部略)
URLリンク(www.sponichi.co.jp)