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製作総指揮のスティーブン・スピルバーグがテクノロジーの恐怖を警告した映画『イーグル・アイ』
に因み、インターネット上の掲示板サイト2ちゃんねるの管理人として有名な西村博之にテクノロジー
との付き合い方について話を聞いた。
2ちゃんねるに書き込まれた犯罪予告が世間を騒がせたことについて、それがテクノロジーの恐怖
であるかどうか聞いてみると「予告が実際に起こる可能性は千分の一か一万分の一。
言うことと実行することは違うと思うんです。ただネットだと言葉と違って残るから、それが気になる
人がいるってだけ」といたってクールだ。
ではどうやってテクノロジーと付き合っていけばいいのだろうか? ネットの書き込みで心に傷を
負う人も多い昨今だが、西村は「わざわざ(ネットの書き込みを見に来て)見にきてショックを受ける
のは解せないですね。何を見るのかは本人が決めること。見たくないものは最初から見なきゃ
いいじゃんって思うんです」とばっさり。
ただ、子どもがインターネットをすることについては放任主義ではないようで「子どもにインターネット
は必要ない。子どもは自分たちを搾取しようとする第三者に対処する術を持っていない」と子どもは
守るべき対象であることを明言した。
製作総指揮を務めたスピルバーグについては、「彼は有名な俳優を使わず無名の俳優を起用して、
俳優のギャラに予算を使わず、作品そのものに予算を使う。そういうところが面白いですね」と
スピルバーグの映画製作に対する姿勢を評価した。
『イーグル・アイ』はシャイア・ラブーフふんするコピー屋の店員ジェリーが、謎の女からの脅迫により
追い詰められていく恐怖を描いたアクション・スリラー。テクノロジーを駆使して、主人公たちを追い
詰めている人物とは何者なのか。身近なテクノロジーにより監視、コントロールされてしまうという
シチュエーションに、観客はリアルな恐怖を覚えるだろう。
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