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茨城県つくば市にある民間の研究施設に９月、放火目的で侵入したとして、
埼玉、茨城県警が２２日、埼玉県久喜市の無職の男（３５）を住居侵入容疑
で逮捕したことがわかった。捜査当局によると、４～９月、埼玉県の東北道
などコンクリートの塊が落とされる事件が相次ぎ、現場周辺での足取りなど
から、男が数件にかかわっている可能性もあるとして、今後、慎重に調べる
とみられる。
県警の調べでは、男は９月、つくば市の建設会社の研究施設に侵入した
疑いがある。放火目的とみられるという。施設の防犯ビデオに、男に似た
人物が映っていたという。
一方、コンクリート塊の投げ入れ事件は、４～９月、埼玉県内の東北道や、
茨城、千葉県の常磐道で相次いだ。捜査当局は１０件前後について、
現場の高速道路に架かる橋の上から、投げ込まれた可能性が強いとみて
殺人未遂や高速自動車国道法違反の疑いで調べている。
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