08/10/22 11:27:03 0
・再び悪質なドライバーによる被害者が出た。大阪で21日早朝に発生したひき逃げ事件。
会社員、鈴木源太郎さん(30)が車にはねられた後、発見された現場まで、
真っ赤な血の跡が道路上を蛇行しながら3キロにわたって続いていた。鈴木さんの体は
激しく損傷し、無残な死を物語る光景が広がっていた。1台の車に人生を絶たれた鈴木さんの
家族は悲しみに暮れた。
曽根崎署には事故の一報を受けた鈴木さんの家族や会社の同僚らが駆け付けた。鈴木さんの
妻と2歳になる長男は、運び込まれた遺体が鈴木さんであることが判明すると泣き崩れたという。
鈴木さんの弟は「気が動転して何がなんだかわからない状態です。しばらくそっとしておいてほしい」と悲嘆に暮れた。
鈴木さんがはねられた梅田の阪神百貨店そばの横断歩道には、白いラインの上に
赤い血の筋が残る。発見現場に向かう3車線の路上にもかすれることなく続いていた。
鈴木さんは住宅販売の三井不動産レジデンシャルの関西支店(同市中央区)に勤務。
20日は会議や資料づくりのために支店で勤務し、夕方に退社。その後同僚ら数人と飲食店に
出かけたという。最終電車もなくなり、翌午前4時20分ごろ、鈴木さんが帰宅しようと国道176号
交差点を同僚男性(40)と渡り出したとき、黒っぽい車が突っ込んできた。車は鈴木さんを
巻き込んだまま走り去った。その後、車は左折や右折を重ねながら約3キロ走り、福島区の
ファミリーレストラン前の路上で鈴木さんを放置したまま逃げた。
「道路の中央に男性の姿が見えた。あまりの光景に震えが止まらなかった」。午前5時半すぎに
犬の散歩で現場を通り掛かった近くの女性はこう振り返った。
3車線の道路の真ん中には血だまりやタイヤ痕が生々しく残り、10時前には現場付近の交差点に
目撃情報を呼び掛ける立て看板が設置された。(一部略)
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