08/10/22 11:17:11 0
・中山前国土交通大臣が、日教組が日本の教育に及ぼした害悪を批判し、舌禍事件として
騒がれた。確かにTPOが悪い。だが中山氏は政治信念を貫いて日教組批判を撤回せず
大臣を辞め、堂々と自らの責任をとった。
中山氏の日教組批判は、表現はちょっと粗いものの、国民の大多数が日教組に対して
内心で抱く気持ちを代弁したものだ。もちろん、文科省(旧文部省)も悪いが、
日教組は教育現場で半世紀にわたり、子供の教育よりイデオロギー闘争を優先させ、
初等・中等公立学校教育を今日のような荒廃に陥れた。明らかな日教組の弊害である。
反体制的な自虐史観、日の丸・君が代反対、全国学力テスト反対、デモ・座り込みなどの
校外での政治活動優先…と、いちいち、中山氏が指摘した通りではないか。
日教組関係者は、道徳教育は反対ではないという。しかし彼らが半世紀にわたり、
道徳教育の導入に時には集団暴力で、時には陰湿な抵抗運動で反対し続け、児童・
生徒たちの公共心やモラル、愛国心の低下をもたらしたこと、これまた歴史的事実である。
日教組が文科省との協調に路線転換したのは1995年。だが、公共心、愛国心、道徳
教育を謳った一昨年の教育基本法改正を「改悪」といっているではないか。
岡本泰良書記長はじめ日教組は中山氏を批判する前に、まず自ら犯した半世紀の過ちを
反省し、謝罪すべきである。筆者は歴史の生き証人として、中山氏が言わなかった2つの
事例をあえて証言し、日教組の反省と総括、自己批判を強く求める。
第1は、日教組が文部省の道徳教育に暴力で反対した事実である。昭和33年、全国7つの
ブロック別に校長・教頭を対象にした「道徳教育講習」が実施されたが、当時の小林武委員長
率いる日教組は数千人を動員して実力妨害した。全国7番目、九州地区の別府道徳教育
講習には、全国を転戦してきた日教組武闘派2000人が大分県職組、大分全学連と組んで
デモや反対集会を展開した。会場旅館での座り込み、校長・教頭の参加実力阻止と、別府に
騒擾状態をもたらした。(>>2-10につづく)
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