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船橋市宮本の峰台小学校で、六年生の男子児童(12)が給食のパンをのどに詰まらせて死亡した事故で、
同校の末永啓二校長(58)は二十一日、「申し訳ない気持ちでいっぱい」と児童を助けられなかったことを悔やんだ。
パンを納入した千葉市内の委託業者によると、同じパンは船橋、浦安市内などで給食に出されている。
この業者は二十年以上前から他の種類のパンも合わせ多い日には六万食を納入してきたが、
今回のような事故は初めてという。担当者は「普通に食べれば問題はないはず」という。
文部科学省によると、二〇〇二年に愛知県内の中学三年生が給食のパンの早食い競争で
のどにパンを詰まらせ死亡した例はあるが、小学生が亡くなった報告はないという。
同省の学校健康教育課は「万が一の時の応急措置の方法も指導したい」と話している。
船橋市教育委員会も「安全に配慮した指導を徹底したい」としている。
末永校長によると、児童は十七日午後零時四十五分ごろ、直径十数センチの「ハチミツパン」を
一口食べた後、残りを一気に口に押し込み、のどを詰まらせた。担任の女性教諭らが
応急手当てをしたが回復せず、意識がもうろうとした状態だったという。
末永校長は「保護者には言葉もない。もっと何かできなかったか…」と厳しい表情で語っていた。
(平松功嗣、小林孝一郎)
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
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