08/10/22 20:50:09 QsIOW2rUO
リバイアサンが何たるかを理解すべきであろう。
別世界での対談で、ベルフェゴールは「同じ思考回路を辿っていては駄目だ。それでは同じである。」と話した。
「負のトライアングル」
三つ巴のどれかが関係を拗らせれば、あっという間にねじれ始める。
世間が覚知すれば、責任の所存を探し始め、スケープゴートを決定する。
社会的システムの根本的な矛盾だ。
BREAKDOWN SYSTEMと呼んでもいいだろう。
これが蔓延したら、経済はあっという間に終わる。
剣の刃先を歩くとは、そのものの社会の種明かしだ。
愚かな社会とは、尊厳を利用して、他の尊厳を奪う事だ。
一を知って、十を知らず、森を知ったと錯覚し、森に迷う事に酷似している。
そして、支配と強制と束縛、共存と調和と育成の本質的な違いと使い方を学ぶべきである。
灌漑とは自然に手を加えている時点で、別の弊害を産み出す側面も併せ持っていた。試行錯誤を繰り返しながら、偉大な自然に歩み寄るのが目標であった。しかし、投げ出してしまえば、それは放棄でしかない。
理想的なのは、現実と観念の間に折り合いをつけて、バランスをとっていく事だろう。盛大に豊かさを追い求める事も重要だ。純粋な利益の追求。バブルをもう一度というかけ離れた考えもありだが、二度目の崩壊に果たして耐えられるだろうか?
話は逸れたが、なにはともあれ、省みる点は自他共にあり、現状の改善の余地は見込める点にある。
結果的に疑問しか残らず、得るものが無いのは虚しいだけである。