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★社保事務所、健保資格喪失を隠ぺい 厚生年金改ざん発覚防ぐ
厚生年金の算定基準となる標準報酬月額の改ざん問題に絡み、各地の社会保険事務所
が不正の発覚を防ぐための隠ぺい工作をしていたことが21日、明らかになった。厚生年金
から脱退させられ、健康保険の資格もなくなった中小企業の従業員に、資格喪失の事実
が知られないよう書類操作などをしていた。社保事務所の元職員が同日午前の民主党の
部門会議で証言した。
厚生年金の改ざんでは、従業員が過去にさかのぼって年金制度から脱退していたように
装う手口がある。事業主は保険料負担を減らすことができるうえ、社保事務所も納付率を
上げられ、双方が合意のもとで偽装を進めていたとされる。
中小企業が厚生年金を脱退した場合、加入する政府管掌健康保険(10月から全国健康
保険協会に移行)からも抜けることになる。年金を脱退させられた従業員は政管健保の
資格を失い、本来なら医療費も全額自己負担する必要があった。
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