08/10/21 09:14:22 0 BE:2777660699-2BP(111)
厚生労働省は二十日、イタリア料理のファミリーレストランを全国展開する「サイゼリヤ」（埼玉県吉川市、正垣泰彦社長）
が店で客に出したピザの生地から微量の有機化合物メラミンが検出されたと発表した。
ピザはすべて消費されたが健康被害の恐れはなく、体調不良などの訴えもないという。
厚労省や埼玉県によると、メラミンが検出されたのは輸入業者「ザ・ベスト創食」（東京都大田区）を
通じて中国広東省の金城速凍食品有限公司から輸入した冷凍生地。五・七トンを輸入し、
今月一、二日に関東など東日本の店舗で四万八千六百枚を客に出した。三日以降、
この生地は使っていないという。
メラミンは、ピザ生地に使う粉乳に含まれていたとみられる。金城速凍食品有限公司は、
兼松が五月に同社から輸入したエッグタルトからもメラミンが検出されていた。
厚労省の通知に基づくサイゼリヤの自主検査で検出。検出量は四・三ｐｐｍで、
体重五〇キロの人が毎日六十枚を食べなければ、摂取許容量を超えないという。
サイゼリヤは今月十六日に埼玉県に相談。県の指示を受け、ホームページなどに
「多大なる迷惑、心配をおかけし心よりおわび申し上げます」とする謝罪文を掲載している。
サイゼリヤによると、ピザが提供されていたのは、埼玉、千葉、東京、長野、静岡など
東日本の十五都道県、五百四十二店舗。
*+*+ 東京新聞 2008/10/21[**:**] +*+*
URLﾘﾝｸ(www.tokyo-np.co.jp)