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志位委員長の質問
七日の志位委員長の質問は派遣労働をめぐり二つの問題をただしました。
第一は、偽装請負などの法違反の是正を訴えた労働者が、告発したために職を奪われるという
無法行為が行われている問題です。日亜化学とキヤノンでの実例を示し、雇用を守る断固とした
措置を要求。麻生首相は、雇い止めが「事実だとするならば、きわめて不当」と述べました。
第二は、派遣労働を永久化する違法行為です。派遣期間には原則一年、最長で三年という制限があります。
トヨタグループの中核・トヨタ車体では、この制限を“労働者の配置換え”ですり抜け、派遣のままで労働を
続けさせる違法行為を行おうとしています。これを許したら、派遣労働が永久化し、期間制限の意味もなくなるとして、
違法行為の是正と労働者派遣法の抜本改正を迫りました。
首相も「現実に照らして対応する」と述べざるをえませんでした。(おわり)