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日本とユダヤ人
ところでユダヤ人は、自分達の千年にわたる順応によってヨーロッパ民族
の基礎を掘り崩し、かれらを種族の性格を失った雑種に養育することはなるほどできるにしても、
しかし日本のようなアジア的国家主義国家に同じ運命を与えることはほとんどだめだということ
をじゅうぶん知っている。今日ユダヤ人は、ドイツ人、イギリス人、アメリカ人、そしてフランス
人のふりをすることはできるが、黄色いアジア人に通じる道はかれらに欠けている。したがって
かれらは、日本という国家主義国家をやはり今日同じような構造をもつ国々の勢力によって破壊
しようと企てるのであるが、それはこの危険な敵のこぶしによって、最後の国家権力が防御力の
ない諸国家を支配する専制に変ってしまう以前に、その敵を片づけるためである。
ユダヤ人は自分達の至福千年王国の中に、日本のような国家主義国家が残っているのをはばか
り、それゆえ自分自身の独裁が始められる前に、きっちり日本が絶滅されるように願っているのである。
したがってかれらは、以前にドイツに対してやったように、今日日本に対して諸民族を煽動し
ており、それゆえ、イギリスの政治がなおも二本との同盟を頼りにしようと試みているのに、イ
ギリスのユダヤ人新聞はすでにこの同盟国に対する戦争を要求し、民主主義の宣伝と「日本の軍
国主義と天皇制打倒!」の鬨の声の下に、絶滅戦を準備するということも起こりうるのである。
ヒトラー著 「わが闘争」