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食中毒：自宅で調理のフグ食べ－－日置の老夫婦 ／鹿児島
日置市内のお年寄りの夫婦が、自宅で調理したフグを食べて食中毒になったことが分かった。
ともに１５日まで５日間入院したが、快方に向かっている。県生活衛生課は「最悪の場合は死に至るので、
フグを自宅で調理して食べないで」と注意を呼び掛けている。
同課によると、日置市に住む男性（８６）が１０日に同市の海岸で釣ったフグを自宅でミソで煮込み、調理。
妻（８０）と夕食に食べたところ、しびれやおう吐などの症状が出た。県が残った料理を調査したところ、
フグ毒のテトロドトキシンが検出された。ドクサバフグとみられるという。
家庭でのフグによる食中毒は、県内では記録が残る６２年以降、７件発生し、２人が死亡している。
毎日新聞 2008年10月17日 地方版
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