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徳島県南部健康運動公園(阿南市桑野町)の池に浮かべてあったカルガモ用の小屋が
「子どもが乗って遊ぶと危険だ」として県により撤去された。
小屋は市の依頼で住民が手作りしたもので、住民は
「いい公園にしようと、せっかく協力したのに残念だ」と肩を落としている。
小屋は昨年七月、池に放したカルガモのすみか用にと、市が近くの桑野公民館に製作を依頼。
鎌田武館長ら住民五人が材料を持ち寄って作った。
小屋は岸から約三メートル離して浮かべて使用。
カルガモも気に入ったのか、三月には二度にわたって小屋の中に卵九個を産みつけた。
ところが、管理する県南部県民局県土整備部の担当者が九月に入って突然、
市に「小屋は水難事故の危険性がある」と指摘。
「子どもが上に飛び乗って遊ぶと池に落ちておぼれるかもしれない」と同月下旬、
公園内のトイレ脇へ撤去した。
鎌田館長らは子どもが近寄れない池の中心部に移すなどの存続方法を提案したが、
県の方針は変わらず、小屋は近く処分されるという。
設置から一年余り過ぎての対応に、関係者は困惑している。鎌田館長は
「風景の一部として、利用者にも親しまれていただけにやり切れない」と話している。
ソース:徳島新聞
URLリンク(www.topics.or.jp)
撤去された住民手作りのカルガモ小屋と、小屋が撤去された池
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