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成都商報はサッカー中国代表の李[王韋]峰(リー・ウェイフォン)選手が年明けにも
Jリーグに移籍する可能性が高いと報じた。カンフーサッカーの代名詞ともいえる最強にして
最凶のDFの日本登場はなるのだろうか?
それによると、李選手は1978年生まれ。1998年に代表選手に選ばれて以来10年間主力DFとして
活躍しており、そのキャップ数は100試合に達している。まさに中国を代表するDFといえる。
一方、その荒々しい気質とプレースタイルもよく知られているところ。今年2月に中国で
開催された東アジア選手権・中国対日本戦でもラフプレーを見せつけた。鈴木啓太選手に
のど輪を決めたシーンを覚えている方も多いだろう。
今年9月28日には中国スーパーリーグ・武漢光谷対北京国安戦でも乱闘騒ぎを起こし、
8試合の出場停止処分を受けている。ちなみに李選手が所属する武漢は「相手チームの
選手が先に乱闘を仕掛けたのに処分が重すぎる」と反発、リーグを脱退するという
前代未聞の事態に至った。
プレーする場を失った李選手だが、移籍には300万元(約4500万円)を超える移籍金が
必要であり、また未消化の出場停止処分が残っていることからも中国国内での移籍は
難しいと見られる。一方、Jリーグのクラブも来シーズンからアジア枠が設けられるため
有力なアジア人選手はぜひとも獲得したいところで、両者のニーズは一致する。
移籍金の額もJクラブならば問題にならない水準で、障害もない。敵も味方もサポーターも
震え上がらせる最凶のカンフーサッカー戦士が日本に上陸する可能性はかなり高いものといえそうだ。
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