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★死亡隊員、14人から打撃230発 海自が記録
・広島県江田島市の海上自衛隊第1術科学校で特殊部隊「特別警備隊」の養成課程に
いた3等海曹(25)が徒手格闘訓練中に頭を打って死亡した問題で、亡くなった3曹が
倒れるまでの間、14人の隊員から計約230発の打撃を受けていた、という記録を
海自側がまとめていたことがわかった。海自警務隊はこの記録を入手し、訓練の
実態解明を進めている。
海自側の記録によると、9月9日夕にあった徒手格闘訓練は、全体で15分間の
制限時間内に、3曹が順に15人と1人50秒間で対戦するルールで、防具とグローブも
装着していた。3曹は10分余りの間に14人を相手に計約110発のパンチやけりを
繰り出す一方で、計約230発の反撃を受けていた。14人目の3発目のパンチをあごに
受けて倒れたが、相手にはそれまでに8発を返していた。
訓練後、立ち会った指導教官2人のうち1人が、訓練中の双方の攻撃数を集計するよう
参加した隊員に指示し、まとめたという。隊員らには、3曹が一方的に殴られていた
という印象はなかったという。
同様の徒手格闘訓練で以前、別の転出予定の隊員が16人と対戦してけがをしたことを
受け、今回の訓練ではパンチなどを思い切り振り抜くことが禁じられていたといい、
3曹が浴びた打撃の中には威力のあまりなかったものも含まれているという。
海自は当初、けが人が出た過去の訓練の時期を7月としていたが、その後、5月と
訂正した。
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