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★米公的資金投入の財源を負担する気ない、市場は資本注入不十分と見ている=麻生首相
・麻生太郎首相は16日午前の参院予算委員会で、米政府が実施する7000億ドル規模の
金融安定化策に関し、日本として財源の一部を負担する気はない、と語った。このうち
2500億ドルを活用した金融機関への資本注入について、市場は足りないと見ているとの
見方を示した。大塚耕平委員(民主)の質問に答えた。
麻生首相は、米国の公的資金投入の財源について「今の段階で、米国から(負担の)要請は
ない。この段階で直ちにやるべきは米政府の仕事」とし、「日本が75兆円の一部を負担する
気はない」と語った。
その上で「要請があれば検討するのか」との質問に対し、「日本に金融危機がどの程度影響
するかだ。それによって、やらざるを得ないところまでクチャクチャになった場合は考えなければ
いけないかも知れない」としながらも、「今の段階で、そうしたことがありそうな前提で答えることは、
風評被害も含めて避けておかなければならない」と述べた。
また、米国は7000億ドルのうち、最大2500億ドルを金融機関に資本注入する計画を発表
したが、これに対して麻生首相は、「まだ(額が)足りないと思っているからマーケットは
売り浴びせていると思う。(公的資金注入に)一応の評価はあったが、不十分だからマーケット
から声が出ていると理解している」との見方を示した。
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