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★前田議員「公明正大、本も堂々と出した」 会見で涙
・マルチ商法業界から講演料などを受け取り、業界寄りの国会質問を繰り返していた
民主党の前田雄吉衆院議員(48)=比例東海=が16日、愛知県庁で記者会見に臨み、
一連の問題の責任をとって次期衆院選には立候補しない考えを正式に明らかにした。
党籍離脱も表明。秘書を通じて党本部に離党届をすでに出したと説明した。
この日の会見は問題発覚後、初めて地元で開いた公式の説明の場。前田議員は
15日夜、同党の小沢代表に離党などの意向を伝え、了承を得ていた。
前田議員は会見で、衆院解散まで議員辞職はしない意向を表明。次回総選挙は見送るが、
次々回には立候補したいとの意向を小沢代表に伝えているとも語った。
不出馬などを決めた理由については、「小泉旋風で落選している仲間たちに迷惑をかけた。
仲間の足を引っ張るわけにはいかない」と語った。
「ご迷惑をかけたことをおわびする」と冒頭に釈明しつつも、マルチ商法業界からの多額の
資金提供については「きちんと正式報告、合法的にやっている。私は議員としての職務を
果たしている。今日は説明責任を果たしに(会見に)きた」と問題性はないという認識を示した。
「政治信条は間違っていない。公明正大にやってきて、堂々と本も出版した。(マルチ業界に)
手をいれて、正したい」と強調した。
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