08/10/15 13:50:42 0 BE:95124342-S★(500512)
鹿児島県・奄美大島で2003年に起きた飲酒ひき逃げ事故で、次男(当時24歳)を亡くした大分県国東市の遺族が、
「危険な飲酒運転を止めなかったのは違法」として、事故を起こした元少年(当時19歳)と酒を飲み、
事故直前まで元少年の乗用車に同乗していた鹿児島県内の男性(24)に慰謝料など約5300万円の
損害賠償を求めた訴訟の判決が15日、鹿児島地裁であった。
小田幸生裁判長は男性に全請求額の支払いを命じた。
交通事故裁判に詳しい弁護士らによると、飲酒運転事故で、事故前に降車した同乗者の責任を認めた判決は極めて異例。
遺族は「飲酒・ひき逃げ事犯に厳罰を求める遺族・関係者全国連絡協議会」共同代表の佐藤悦子さん(57)と長男(34)。
判決によると、次男の佐藤隆陸さんは03年11月、仕事で名瀬市(現奄美市)に出張し、市道を歩いて横断中、
同市内の元少年=業務上過失致死罪と道路交通法違反(酒気帯び、ひき逃げ)で有罪確定=の車にはねられ死亡した。
元少年は事故前、同市内の知人宅で約4時間、男性と発泡酒や焼酎などを飲んでいた。
(2008年10月15日13時36分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)