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中国産冷凍インゲンから殺虫剤 原液に近い濃度、女性一時入院
東京都八王子市保健所は15日、同市内のスーパー「イトーヨーカドー南大沢店」で
中国製の冷凍インゲンを購入、自宅で一口食べた主婦(56)が「口の周りがしびれる」
などの健康被害を訴え、一時入院したと発表した。
冷凍インゲンを保健所が調べたところ、輸入を許可する上限基準値(0・2ppm)の3万4500倍に
当たる6900ppmの有機リン系殺虫剤ジクロルボスが検出された。原液に近い濃度で、
厚労省は「1本でも食べると健康被害が出る」としている。
保健所から届け出を受けた警視庁は、殺虫剤が混入された疑いもあるとみて捜査を始めた。
イトーヨーカドーを展開するセブン&アイ・ホールディングスによると、
主婦のほかに健康被害を訴えた人はいないという。
冷凍インゲンはニチレイフーズ(東京)が中国から輸入した商品名「いんげん」。
イトーヨーカドーやその系列店計179店舗で販売されていた。既に店頭から撤去されている。
東京都は15日、同じ製品を食べないように呼び掛けた。厚生労働省によると、
冷凍インゲンの製造元は、山東省の煙台北海食品有限公司。
(共同)
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