08/10/15 01:17:06 0
東京都は15日、イトーヨーカドー南大沢店(八王子市)が販売したニチレイフーズ輸入の
中国製冷凍食品「いんげん」(250グラム)から、有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が
国の基準0・2ppmの3万4500倍にあたる6900ppm検出されたと発表した。
同製品を食べた同市内の50代の主婦が舌に軽症を負った。
都によると、この主婦は12日午後9時半ごろ、自宅で同製品を加熱調理した際に味見をしたところ、
舌にしびれを感じたうえ、石油のようなにおいがしたため、すぐに吐き出した。
医師の診察の結果、主婦の症状から製品に毒物混入の疑いがあることが分かり、
医師が都に通報。都が検査を実施し、農薬混入が判明した。
都や厚労省によると、ジクロルボスは急性毒性が強く、蒸散性の高い薬剤。ゴキブリ、ハエ、
蚊などの駆除に効果を発揮することから、農薬や殺虫剤として利用されている。今年2月の
中国製ギョーザ中毒事件で、天洋食品製造の冷凍ギョーザから、メタミドホスとともに検出されている。
【用語解説】ジクロルボス
都や厚労省によると、ジクロルボス(DDVP)は急性毒性が強く、蒸散性の高い薬剤。ゴキブリ、ハエ
蚊などの駆除に効果を発揮することから、農薬や殺虫剤として利用されている。残留農薬基準値は
ニラや白菜で0・1ppmとなっている。今年2月の中国製ギョーザ中毒事件で、天洋食品製造の
冷凍餃子から、メタミドホスとともに検出されている。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)