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【金融危機】オーストラリアが移民政策見直しへ
【シンガポール=宮野弘之】世界中に広がる金融危機の影響で、オーストラリアが伝統的に
進めてきた大量移民政策を見直す方向となった。ラッド首相は先週、移民受け入れ数を減らす
可能性を記者団から問われたのに対し、「経済状況に応じて調整していく」と述べ、移民政策を
見直す可能性を初めて示唆した。背景には景気低迷で失業率が増え、国民の間に、
増え続ける移民受け入れに反対する声が強まっていることがある。
同国の移民政策は単に受け入れるだけでなく、その後、社会に定着させるためのさまざまな
プログラムがあり、移民への給付金を含む予算を計上している。このため、移民への給付総額も
増え、06年度の移民政策のための初年度予算は5億オーストラリアドル(約361億円)だったが、
08年度は8億ドル(約582億円)を超えることが予想されている。
13日に発表された全国世論調査結果によると、移民の受け入れ数を減らした方がよいと
考える人の割合は、04年の34%から07年は46%にまで増加したという。こうした傾向は
移民受け入れの割合が高いビクトリア州で強かった。
調査を担当した同州メルボルンにあるスインバン工科大学のベッツ教授は、地元紙に対し、
「景気が低迷し失業率が高まると、移民のために給料が下げられたり、職を奪われたりすると
考える人が増えるため」としている。 (以上、抜粋)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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