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・麻生太郎首相は9日、自民、公明両党の政調会長を呼び、追加的な緊急経済対策を
取りまとめるよう指示した。政府与党の総合経済対策に伴う2008年度補正予算案も
16日に成立する見通しだが、故・橋本龍太郎元首相の政務秘書官を務めた江田憲司
衆院議員(無所属)は、「麻生首相には知恵がない。官僚の言いなり。単なるバラマキは
一時的なカンフル剤にはなるが膨大な借金が残るだけ」と厳しく批判した。
江田氏は通産官僚だった39歳のときに橋本首相の政務秘書官に抜擢されるなど、政治と
行政の裏を知る存在とされるが、衆院予算委での首相の答弁を聞き、「中身がなく定見もない。
このままでは日本を90年代の『失われた10年』に引き戻しかねない」と危機感を覚えたという。
「いま取り組むべきは、霞が関(官僚)の既得権益や、政官業癒着の構図にメスを入れ、
政策を生活者重視に転換すること。3年間で30兆円から50兆円の財源(埋蔵金など)は
確保できる。天下りや政官業癒着を放置し、金をバラまくだけの首相には知恵がない。
日本は国際的信頼を失い、中長期的には借金が膨らんでダメになる」
首相は先月末の就任会見で、内閣の基本方針の1つに「官僚を使いこなす」を掲げた。江田氏は
これにも「よく言うよ」とあきれ顔だ。
「橋本内閣時代、麻生首相は経企庁長官としてマクロ経済上の影響を判断する責任者だったが
何もせず、『万事、良きに計らえ』と官僚任せだった。安倍晋三内閣が進めた公務員制度改革でも
『そんなことやるのか』と消極的だったと聞く。官僚たちは『麻生首相は何でも言うことを聞いて
くれる』と万々歳だ」
江田氏は現在、日本の政治・行政を「官僚主導」から「政治主導」に転換するために活動、
自身のメルマガやHPで「今日から麻生政権打倒に立ち上がる」とも宣言している。
江田氏は「内閣支持率が低いのは当然。国民もスタイル重視で中身のない麻生首相の実像に
気付きつつあるのでは。権力志向が強い首相はポストにしがみつき、総選挙から逃げようと
するかもしれないが、それでは日本が傾いていくだけだ」と語っている。(抜粋)
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