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★実習船「わかしまね」沈没事故、運搬船の船長は飲酒して操船
鳥取県境港市沖の境水道入り口付近で、島根県内の巻き網運搬船と衝突した同県所有の
実習船「わかしまね」が沈没し、乗船していた県立隠岐水産高校の生徒ら２人が軽傷を負った
海難事故で、境海上保安部の調べで、運搬船の花房光男船長（５９）が出港前に飲酒して操船
していたことが９日、分かった。同保安部は、飲酒で安全確認を怠ったとみて、業務上過失
傷害などの疑いでさらに詳しく事情を聴いている。
調べでは、８日午後６時４５分ごろ、運搬船の船首と実習船の右舷が衝突し、実習船が沈没。
事故直後の事情聴取で花房船長から酒のにおいがしたため、飲酒検知したところ呼気１リットル中
０・３７ミリグラムのアルコール分を検出したという。花房船長は「出港直前まで境港市内の飲食店
でほかの乗組員と飲酒していた」と説明している。
一方、実習船の山本克己船長（５８）も、出港する運搬船を航海灯で確認していたが、ほかの
乗組員に十分な見張りをさせていなかったという。
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)
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