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・ 世界初の両腕移植手術に成功、ドイツで喜びの会見
ドイツで世界初の両腕移植手術を受けた男性が8日、医師団とともにミュンヘンで
記者会見して喜びを語った。
移植手術を受けたのは農業を営むカルル・メルクさん(54)。6年前に収穫脱穀機の
事故で、肩から下の両腕を失った。提供者の腕をメルクさんに付け替える手術は
7月25日から26日にかけて約15時間に及び、外科医、看護師など40人のスタッフが
携わった。
約3カ月の入院を経て記者会見したメルクさんは袖なしの黒いシャツを身に着け、
両腕は包帯で巻いて肩からつった姿。麻酔から覚めて自分に腕が付いているのを
見たときは信じられない気持ちで、それから喜びでいっぱいになったと振り返った。
術後の経過は順調で、ドアを開けたり電気を付けたり消したりするといった簡単な
動作ができるようになり、あと4―6週間で退院できる見通し。目標は、食事や着替え
が自分ででき、バイクに乗れるようになることだという。
医師団によれば、腕の神経はうまくつながり、今のところ拒絶反応の兆候も出てい
ない。しかし手がうまく使えるようになるまで2年はかかるだろうと話している。
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