08/10/09 15:49:33 4+MXWfO80
そもそもバブルで日本経済が歪んでしまった悪影響が今も続いているが、
それを散々あおったのはテレビメディアで、都市部の住民はバブルに踊った。
最も酷かったのは「財テク講座」みたいなものをTBSの朝ワイドでやっていた、
経済評論家みたいな立場で出ていた海江田万里であろう。
主婦相手に右肩上がりのマンションの買い替えを積極的に推奨したりして、
マンションころがしを指南して、日本のバブルを膨れ上がらせた張本人。
当時のTBSドラマ「それでも家を買いました」にその当時の雰囲気が残っているが、
今見たら絶対にありえない設定のコントにしか見えない。
日本の成長曲線の歪みがメディアの力によって必要以上に増幅されたことが、
今の格差を生み出した要因なんだよ。
バブル以前の健全な生き方に戻っていないのは、贅沢の味を知った上の世代の人たちで、
その生活を維持するために若い労働者からの搾取を徹底してやっている。
労働組合も既得権益を持つ人間たちの豊かな生活を守ることに必死になって、
ずっと非正規社員の待遇問題に向き合ってこなかった。
ついでにいえばそこで分社化やアウトソーシングという手段も使われるようになって、
大企業は高収益という建前が出来上がり、それに連動して公務員も厚待遇のまま。
マスメディアは政府・自民党を批判するのもいいけど、自分たちの過去の姿を検証しろよ、
もしもバブル当時のテレビ番組を、報ステ・NEWS23的な恣意的な編集で今流せば、
若者の怒りは政府じゃなくメディア・労組と組む野党の方に向いちゃうぞ。