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「化学賞は意外」「クラゲ85万匹採取」下村さん語る
米の自宅にいる下村さんに、電話で受賞決定の感想などを聞いた。
(聞き手/高橋真理子・科学エディター)
―おめでとうございます。第一報は?
「(発表の)30分ぐらい前に電話が入った。3人の人が出てきた」
―今のお気持ちは?
「本当に意外だった。化学賞ということでびっくりした。
医学生理学賞なら少しは可能性があるかと思っていたけど。寝ていたので、まだ眠たい」
―なぜこの研究を?
「名古屋大学の平田義正先生に、最初にウミホタルをやれといわれました。
米国に来たらプリンストンのジョンソン先生の提案でオワンクラゲを
研究するようになった。天の恵みでした」
―ご自身で選んだわけではないんですか。
「米国に来たときは、僕は若い若い学生だもの。名古屋大学に行ったのも、
ただ勉強したいからということで研究生としておいてもらった。どっちの先生もいいテーマを
くれました。62年にオワンクラゲがうまくいって、イクオリンとGFPを発見した。
イクオリンの方が大きい発見だと思うけど、こちらは利用価値がなかったんだね」
(以下>>2以降につずく)
朝日新聞 asahi.com(2008年10月8日21時24分)
URLリンク(www.asahi.com)
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8日、米マサチューセッツ州の自宅でノーベル化学賞受賞の連絡を受けた後、
電話で喜びを語る下村脩さん=ロイター
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