08/10/08 20:23:53 Y6m3htKaO
日本も早くやれ
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■『《名目成長率が低いのに、日銀の金利が高い》というおかしさ』
「名目成長率が低いのに、中央銀行(日銀)の金利が高い」というのは世界経済から見たら、《中央銀行(日銀)の金融政策の失敗》を意味する。
いますぐ日銀は利下げをするべき。『金利を今の上げたままの状態だと、「日銀はこれからも金融政策に失敗し続けます」と世界に負のメッセージを発し続けるようなもの。』
しかも、参院第一党の民主党は次期日銀総裁に利上げ派を推しているのだから、「なんともまぁ度し難い!」。
『当然、「政治不安(民主党政権になるのでは?)」はカントリーリスクになり、資本は逃げる。経済金融政策が失敗するのがわかっている国に、わざわざ投げ銭の投資なんかしない。』
★日本の不景気の根本的な原因は、サブプライム問題ではない
内需があまりにも弱いから。『内需がこれほど弱い原因は、日銀の金融政策の失敗にある。』
06年、日銀はデフレにもかかわらず、金融引き締めを行った。量的緩和解除を皮切りに、政策金利を0.25%、0.5%と引き上げた。
それを機に、景気の先行きを示す「先行指数」がどんどん下がった。見事なほどの日銀政策の失敗例。
「GDPデフレの時に金融引き締めを行う」のは、大学生でも解る典型的な失策。『この誤りを正さなければ、景気は良くならない。』
引き締めの指揮を執ったのは、現・日銀総裁の白川方明と、当時の経済財政担当相の与謝野馨。だから、自分達のしたことが失敗だったとは言えない。
2008/08/29、総務省は7月の全国消費者物価が2.4%上昇したと発表したが、食品とエネルギーを除けば0.2%の上昇。ほぼ横ばいで、まだデフレは続いている。
だから今はもっと金融緩和をしてもいい時期なのに、日銀は間違った指標に基づいてインフレを懸念し、引き締めを続けている。
今、打つべきは、財政政策(バラマキ)ではなく金融政策。そこを完全に履き違えている。