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桐生市川内町二丁目の農業、金子芳一(よしいち)さん(77)がキノコ狩りに行くと
家を出たまま帰宅しないと、6日午後に家族が桐生署に捜索願を出した。同署と
市消防本部、消防団員は7日から本格的に付近の山を捜索。8日午前9時40分ごろ、
山林で倒れている金子さんが発見され、死亡が確認された。
家族によると、金子さんは5日午前10時ごろ、キノコ狩りに行くと言って一人で
徒歩で出かけた。金子さんは毎年キノコ狩りをしていたが、今年は出かけていなかった。
4日に近隣住民とキノコを話題にしていたといい、好天に恵まれた
5日に思い立って出かけたらしい。
8日は午前9時から、同町二丁目の崇禅寺を拠点に同署員と消防本部、地元16分団ほか
近隣の消防団員ら総勢約50人態勢で捜索。入山して間もなく、大木の根元で倒れている
金子さんが発見された。家族は「体も衰えているので、一人では行くなと行ったのに…」と肩を震わせた。
キノコ狩りがピークを迎える中、各地で遭難や死亡事故が相次いでいる。県内では
今季すでに男女4人がキノコ狩りの最中に死亡しており、いずれも60歳以上。
桐生広域でも、4日に友人と2人でみどり市東町花輪の山に入った同市大間々町の
男性(63)が5日に山中で病気で倒れ、死亡したばかりだ。
県警地域課では「キノコが生えるのは滑落しやすい場所が多い。登山と同じで、
自分の体力を過信せず、危険な場所には近づかないで」と、安易な入山に注意を呼びかける。
川内町の捜索で指揮をとった桐生市消防団の田中富雄・桐生方面団長(64)も
「一人で入山しないことが肝心」と強調する。
*+*+ ウェブ桐生タイムス 2008/10/08[**:**] +*+*
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