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そうちゃんを救おう/横浜の心臓移植必要な幼児のため募金活動開始
十万人に二人といわれる難病で心臓移植が必要な横浜市緑区の中沢聡太郎くん(1)
を助けるため、海外での移植手術の費用一億六千六百万円を集める募金活動が七日、
横浜市中区の関内駅前で始まった。
担当医の昭和大学横浜市北部病院の曽我恭司医師によると、聡太郎くんは六月初旬
から風邪の症状を繰り返し、同月末に救急外来で同病院に運ばれ、心臓が腫れて
心不全状態となる「特発性拡張型心筋症」と診断された。移植手術以外の効果的な
治療はなく、早期の手術が必要。手術を行わない場合は半年で亡くなる可能性が
あるという。
しかし、日本では十五歳未満の臓器移植提供が禁止されているため、国内では手術
できない。海外で移植手術をする場合には高額な費用が必要となる。聡太郎くんの
話を聞いた父啓一郎さん(36)の友人や知人らが協力を申し出て、「そうちゃんを
救う会」を九月二十九日に発足した。
啓一郎さんと妻奈美枝さん(33)は七日、県庁で会見し「必死に病気と闘っている
小さくて消えそうな命を助けてほしい」「1%でも可能性があれば、そこにかけたい」
と涙ながらに訴えた。
関内駅では、聡太郎くんの両親と同会のメンバーら約二十人が、駅を利用する会
社員や横浜スタジアムに向かう野球ファンらに移植手術費用への募金を呼び掛けた。
治療に必要な先払いの保証金一億千五百万円が集まれば、聡太郎くんはアメリカに
渡り、幼児の心臓移植実績が高いカリフォルニア州のロマリンダ大学病院へ入院する
予定だ。
神奈川新聞
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