08/10/08 11:07:56 6BuCwLkq0
戦後の混乱期当時は、アメリカとヨーロッパ数国を除けばほとんどが発展途上国であったから、復興の名の下に
長時間労働と終身勤続という一途でがむしゃらな勤労によって、他の多くの発展途上国よりも先に駆け抜けたが、
今はもうその多くの発展途上国が以前の日本と同じように発展努力をしている。
資源の乏しい日本が今の生活水準を維持しようと思うのであれば、身のほどを知らない強欲を持たずに、
今から押し寄せて来るかもしれない経済危機に対しては、” 一時的 “ にでも大手銀行や大企業を “ 公共企業体 “ と
して富の一極集中を防くことが必要になるだろう。
今回のアメリカを始発とする経済不安は、ひょっとすると少数の世界的富裕権力層によって仕掛けられたのかも知れない。
かつての政治的対立国であったソ連や中国は経済競争国になった。 双方とも広大な国土と多くの人口と恵まれた資源を有して
いるが、さらに今後アメリカを追い抜く位の “ 平均的国民の高い学識国 “ でもある。
今のアメリカが現在の富裕権力を維持するには、戦争を仕掛けるか金融不安を起こすかして、将来の経済競争国を今のうちに
翻弄して翼下に治めようという魂胆は、オリンピックによる中国の熱気やロシアの好景気を吹き消すうえでも、よく見える。