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筑波大大学院の山海嘉之教授らが設立したベンチャー企業サイバーダインと大和ハウス工業は7日、
茨城県つくば市に研究開発センターが完成し、装着型の「ロボットスーツHAL」を
10日から介護・福祉施設にリース販売すると発表した。
HALは、体を動かす際に脳から皮膚に伝わる微弱な電気信号を検出し、
モーターで高齢者や障害がある人の歩行を補助。バッテリーで約1時間利用できる。
リースは大和ハウスのグループ会社が、介護・福祉施設のみを対象に行う。
片脚タイプは5年リースで1カ月15万円、両脚タイプは同22万円で、12月初旬に出荷を開始する。
年間計500台の販売が目標という。
介護者の負担を軽減する全身型は来年度の完成を目指している。
山海教授は「国内で実績をつくり、今後は北欧などへの展開も進めたい」と話している。
ソース:東京新聞
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高齢者や障害がある人の歩行を補助する「ロボットスーツHAL」について説明する筑波大大学院の山海嘉之教授(中央)
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