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衆院予算委員会は７日午前、麻生太郎首相と全閣僚が出席し、２００８年度補正予算
案の審議を続行した。首相は衆院解散・総選挙に踏み切るタイミングについて「民主党
との間に争点を設定しないといけない。（新テロ対策特別措置法改正案で問われる）国
際貢献（への考え方）など、きちんと正確にした上で、どちらが政権担当能力があるか
明らかにすることが必要だ」と述べ、解散前に選挙の争点を明確にしておく必要がある
との考えを示した。民主党の菅直人代表代行への答弁。
菅氏は、首相が自民党総裁就任のあいさつで「次期衆院選で民主党に勝って、初めて
天命を果たしたことになる」と述べたことを取り上げ、「総選挙はいつ行われるのか」
とただした。これに対し、首相は「今、確たる日を決めているわけではない」とした上
で争点設定の必要性を強調し、早期解散を迫る同党をけん制した。
一方、菅氏は、０９年度からの基礎年金の国庫負担割合引き上げや、政府・与党が総
合経済対策に盛り込んだ定額減税などの財源について、首相に明確な説明を求めた。
午前中は菅氏に続き、民主党の松本剛明前政調会長らが質問。午後は同党の岡田克也、
前原誠司両副代表のほか、共産党の志位和夫委員長らが首相に論戦を挑む。
■ソース(時事通信)
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