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★関東直下に「地震の巣」…100キロ四方の巨大岩盤が形成
・関東地方で地震が多発するのは直下にある100キロ四方の岩盤が原因であることが
産業技術総合研究所などの解析で分かった。
巨大な岩盤の発見は、都心に壊滅的な被害をもたらす恐れのある首都直下地震の
発生メカニズムの解明に役立つと期待される。科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス」に
6日掲載される。
産総研の遠田晋次主任研究員らは、関東地方周辺で1979~2004年に起きた
マグニチュード(M)1以上の地震のデータ30万個で地下のプレート(板状の岩盤)の
位置関係を調べた。その結果、陸側のプレートに、東から沈み込む太平洋プレートと
南から沈み込むフィリピン海プレートに挟まれる形で、栃木県南部から神奈川県北部
までの深さ40~100キロに新たな岩盤を確認。地震は、岩盤といずれかのプレートとの
境界で集中して起きていた。
地下を伝わる地震波の速さから岩盤と太平洋プレートの性質は同じと判明。
岩盤は太平洋プレートの上面がはがれた断片と推定された。遠田主任研究員は、
1855年のM7級の地震は岩盤とプレートの境界で起きたとみており「将来の首都直下
地震もこの境界で起きる可能性が高い」と指摘している。
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