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・ サンマ波に乗る 生鮮・輸出とも需要急伸 漁獲枠前年比4割増
道東沖で盛漁期を迎えた今季のサンマ漁で、水産庁や漁業関係者は漁獲枠を
大幅に増やし、大量流通時代への転換を目指している。生鮮、輸出市場の開拓が
実を結び、9月末現在の水揚げ高も前年を1割強上回った。世界的な魚食ブーム
も「追い風」に、豊富な資源を生かす取り組みが本格化している。
東京の百貨店・高島屋新宿店は釧路市漁協のブランドサンマ「青刀(せいとう)」の
刺し身(約百グラム)を六百八十円で販売。担当者は「この二、三年で消費者に
着実に浸透してきた」と話す。関東などで約二百店を展開する回転ずしチェーン
「元気寿司」(栃木県宇都宮市)も十年前の十倍超、年間九十トンのサンマを扱うという。
また、都内の卸売業者は「今年のサンマはやや高いとはいえ、大量に安定して入る。
物価高の今、なお値ごろ感がある商材」と話し、定番の焼きサンマ用も需要増を見込む。
一方、冷凍サンマの一-八月の輸出量は前年同期比三・八倍の三万トン、額は同
三倍の二十七億円。世界的な魚食ブームにマグロなどの資源減が重なり、ロシア、
韓国、東南アジア向けが急伸した。
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