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大阪市都島区の明生病院(野田裕幸院長)が、糖尿病患者に一度使った
インスリン注射用の注射器を、他の患者にも使って注射を繰り返していたこと
が分かった。注射器を共用された患者は過去5年間で計63人にのぼり、
うち9人はC型肝炎、2人は梅毒だった。針だけは交換していたが、血液が
逆流して薬剤に混じると感染のおそれがあり、病院は今後、実際に感染が
起きたかを確認する。同市保健所は病院に、問題の注射器の破棄と原因調査など
を指示した。
保健所が先月16日、年1回の立ち入り検査をした際に発覚した。厚生労働省は、
こうした行為の禁止を医療機関に周知徹底するよう3日、都道府県などに文書で
指示した。同省によると、インスリン注射器の使い回し発覚は初めてという。
注射器にはあらかじめ一定量のインスリンが詰められ、繰り返して注射できる。
感染防止のため、本来は注射器に名前を書き、患者1人に1本ずつ使う。
しかし検査で名前のない注射器が見つかり、数人の看護師が、一部の入院患者に
対し、針だけを変え、同じ注射器で注射していたと分かった。病院は保健所の
指示で過去5年のカルテを調べ、共用があった患者は63人と発表した。野田院長は
「管理体制が不徹底だった。深くおわびしたい」と話した。
▽niftyニュース(毎日新聞)
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