08/10/04 14:10:56 0
(>>5の続き)
16歳で共産党に入党したが、意外にも、小学生のころは作家志望だったという。
吉川英治さんに小説を見てもらったことも。「『20歳になってまだ書く気があったら
また来てくれ』って。でも20歳になったら作家希望は消えちゃった」
理由を問うと、なるほど、の答えが返ってきた。「共産党の活動が忙しくて、作家どころ
じゃなかったんですよ。共産党に入ってからの62年は、なかなか波瀾(はらん)万丈
でしたよ。それでも、日本と世界の現在と未来に貢献しようと思ったらこの道しかない
というのが今の気持ちです。それは最後まで大事にしたいですね」
柔らかな笑顔につられ、思わず「枯れ専ってご存じですか」と聞いたら、きょとんと
された。「何それ?」。「枯れた男性を好きな女性のこと」と説明はしたが、さすがに
「プリンス」に向かって「すてきな枯れオヤジですよ」とは言えなかった。
(おわり)