08/10/04 11:52:08 ly3R253U0
■米国保険業界の露骨な圧力■
米国政府の『年次改革要望書』の中で標的にされているのは保険。
保険は決まった額の保険料を長期間払い続けるため、その日暮らしの発展途上国では成立しない。
ビジネスとして成立しているのは、先進国に限られ、
そのうち米国、イギリス、ドイツ、フランスの5ヶ国だけで世界の保険の8割を占める。
日本は世界第2位の保険大国。農耕民族としてのメンタリティのせいか、生命保険の加入率がきわめて高い。
逆に中国やインドでは保険より金の延べ棒を買いたがる。
日本の民間保険市場は早くから米国の市場解放要求のターゲットにされてきた。
1996年、日米保険協議の再合意が成立。外資の既得権益を保護するため、
ガン保険、医療保険、傷害保険の3つの商品において、日本の保険会社は約4年間取り扱いを禁止された(!)
米国の民間格付け会社の傍若無人さも目に余る。
スタンダード・アンド・プアーズは、アリコジャパン、AIGエジソン生命、アメリカンホームダイレクトを
日本生命や東京海上日動よりも上位に格付けしている。
そもそもAIGエジソン生命は、1999年に経営破綻した東邦生命を買収してできたもの(!)
AIGスター生命は、2000年に経営破綻した千代田生命を買収したもの(!!)
日本財政を考える 日本を蝕む「年次改革要望書」
関岡英之著『国富消尽-対米隷従の果てに-』より抜粋
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