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66年ぶり消えた潜水艦確認=旧日本軍と交戦後沈没か-米海軍
【ワシントン3日時事】米海軍は2日、
アラスカ・アリューシャン列島沖に沈んでいる潜水艦の残骸(ざんがい)は、
第二次世界大戦中の1942年に消息を絶った
米潜水艦「グラニオン」であることを確認したと発表した。
グラニオンのエイブリー艦長の3人の息子が私費を投じて探査を行い、
昨年、水深約970メートルの海底にグラニオンらしき残骸を発見、
海軍が確認作業を進めていた。
米海軍によると、旧日本海軍艦艇の警戒任務に当たっていたグラニオンは
42年7月、キスカ島海域で駆逐艦などを撃沈。同月30日に
同島付近で「激しい対潜攻撃を受けている」との交信を最後に、
70人の乗組員とともに消息を絶った。
艦長の息子たちは、戦史に詳しい日本の関係者らの協力を得て、
2006年に沈んだ位置を特定。昨年海底に横たわる残骸の撮影に成功した。
米海軍によると、旧日本軍の記録には、現場付近で対潜攻撃の記録はなく、
海軍は「潜水艦の行方は60年間以上、謎に包まれていた。
遺族の努力と情報提供に感謝したい」としている。今月、追悼式が行われる。
探査に当たった息子たちのホームページによると、
グラニオンは日本の輸送船を魚雷で攻撃し、浮上したところを同船に砲撃され、
撃沈された可能性が高いという。(2008/10/04-09:33)
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