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福井県高浜町の内浦港で先月27日、寄港中のカンボジア籍貨物船に入り込み
大暴れしていたニホンザル1頭が捕獲された。
船はロシア・ウラジオストクに向け、出航直前。
特殊救難隊「海猿(うみざる)」の活躍で知られる海上保安庁が出動し、水際で阻止した。
船内での前代未聞の捕物となり、海保は
「『本家』は鍛え方が違います。ただ、こんな密航者は初めて」と驚いている。
海保によると、貨物船はフォレスター(1798トン)。
ウラジオストク発境港(鳥取県)経由で、先月25日から内浦港に入港していた。
第8管区海上保安本部小浜海上保安署(福井県小浜市)に27日午後1時30分ごろ、
地元の運航代理店を通し、「ニホンザルが迷い込み逃げ回って出航できない。どうにかしてほしい」
との通報があった。
サルは船員に追いかけられ、上甲板下にある羅針儀制御室(3メートル四方)内に逃走。
駆けつけた保安官3人が刺又(さすまた)、盾、漁網などを使い、同3時5分ごろに確保した。
双方にけがはなかった。
サルの性別、年齢は不明。
すぐに近くの山に放したという。内浦港は周囲をフェンスで防護しており、船内への潜入経路は不明だ。
海保関係者は「保安官によるサル捕獲など聞いたことがない。出航前に発見されて良かった」と
胸をなで下ろしていた。
ソース:毎日新聞
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海上保安官が捕獲したニホンザル。密航を阻止され、山に放された
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