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【ワシントン斉藤信宏】国際通貨基金(IMF)は2日公表した世界経済見通しで、
金融危機を背景に「米経済が急激に悪化する可能性は極めて高い」との見方を示した。
IMFは金融危機と景気悪化の関連性を分析し、「金融危機に伴う銀行部門の混乱は深刻で、
長期的な景気減速をもたらす可能性が高い」と指摘。米国経済の現状は
「金融危機後に長期間の景気後退を経験した過去の例によく似ている」との見解を示している。
IMFによると、金融危機を伴った景気後退は通常の景気後退に比べ経済活動の
落ち込み度合いが2~3倍となり、後退期間も2~4倍に達する。今回の危機は、
資産価格急落や家計部門の損失などを考えると長い景気後退に陥った過去の
例に極めて近いという。
また、政府による金融危機阻止への断固たる措置が重要と強調。
金融機関の資本を増強して経営基盤を強固にすることが
景気後退のリスクを軽減する鍵になると指摘した。
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